SIer会社をやめました
こんにちは、たやちです。
2021年10月から新しい会社で働くことになりました。身内には転職成功したと言ってもらえるような会社です。(自分のプライバシーを保護するために社名はふせさせてください)
今回は転職を考えている方に向けて転職活動で考えていたこと・やっていたことを共有するために記事を書いていきます。
大した学歴や経歴が無くても良い会社に転職できるということを私に似た人たちに伝えたいです。
転職活動モチベーションにつながることを願っています。私もいくつかの転職活動記を見てモチベーションなっていました。
こちらの記事が特におすすめしたい方は、
・なんとなく転職したいけど、モチベーションがわかない人
・将来的に転職したいと考えている人
現在転職活動中/これから転職を考えている方に参考程度で読んでいただければ幸いです。
たやちの経歴について
まずは私の経歴から紹介しておきます。
大した経歴が無くても転職できるぞって事を知ってもらえれば嬉しいです。
大学は情報関連でゼミは数学系の研究所でした。ただ、バイト三昧の日々で内容を全く覚えていないくらい勉強をしていませんでした。(大学の自分に勉強しろよと言ってやりたい)
就活で最初に内定を貰えた今の会社に入社しました。
大学時代は将来ITスキルあったほうがいいだろうと鼻くそをほじりながら入学しました。
その考えは就活でも変わることなく、IT技術の進歩を知ることが好きだったので就活でもSIer会社を選びました。
大学時代は学生ライフを謳歌していましたが、仕事なると話は別となり真剣に取り組みました。
これまで勉強してこなかった分を取り戻そうと、基本情報技術者や応用情報技術者の資格勉強をして合格することができたり、業務で使うデータベースやSQLの知識を培っていきました。
また、所属部署でマーケティング関連の知識も必要だったので人生の中では割と真剣に勉強していた期間でした。(今も日々勉強です)
転職の転機
きっかけは
社会人5年目を迎え、ふと「自分はこの会社にいてずっと同じようなことをやっていくのか」と恐怖心というか飽きのような感情を感じるようになったことです。
コロナ禍でリモートワークになり、自分の将来を考える時間が増えたことも一つの要因です。
一度そう思ってしまうと、業務中にも転職のことが頭を過るようになりました。
「転職活動するだけならリスクもないし、むしろ社会で自分がどれくらいのランクのどんな会社に需要があるか知るチャンスだ」と活動をはじめました。
会社の人間関係やお給料面に関しては不満はなく、将来への不安と好奇心が原動力となっていました。
活用した転職エージェント
結論から言うと私はdodaのみで転職活動を進めて内定をいただきました。
理由は
からです。
doda以外のエージェントは、
レバテック:アドバイザーに条件を伝えて紹介してもらえる紹介型の転職エージェント
に登録していました。
転職活動を始めた頃はとりあえずエージェントに登録しようと、レバテックに登録しましたが紹介型は性に合いませんでした。
レバテックは自分で求人を探すのが大変、ある程度絞られた条件の中で求人を選択したいといった方におすすめです。
私の転職活動は「自分の需要レベルを知ること。あわよくば良いところがあれば転職したい」なので、沢山の求人から自分で決めたところに応募したかったのです。
そのため、求人掲載数No.1のdodaは最適だったと思います。
転職活動の期間と活動内容
私は2021年4月上旬にエージェントに登録して内定は2021年7月中旬でした。
転職活動の期間は約3ヶ月です。
4月にやったこと
エージェント登録と履歴書/職務経歴書の作成です。
職務経歴書、これがなかなか面倒でした。
面倒ですが結果的に職務経歴書を書くことはこれまでやってきたことを振り替えれるので良かったです。
職務経歴書は現職でやってきたことを簡潔に自己アピールを交えて書いていきます。
業務は割と似たような案件に関わっていたので、自分のアピールポイントを案件毎に考えるのは骨が折れます。
自分がやってきたことを思い返すと、小さなことでも意外と工夫を凝らしたりしていたのでそれを書くようにしました。
最終的に「作業に取り組む前に、工夫できるか考えること」強みとして面接で話せるようになりました。
このように職務経歴書は自己分析も兼ねることができ、結果面接対策になるので一番効率的なのかもしれません。
小さな出来事でも自分の頭で考えてやってきた事をアピール出来ればそれが刺さる会社があるはずです。
5月にやったこと
ひたすら興味ある会社に応募しました。
最終的に応募した数は約80件でした。
やりすぎですね。笑
私が応募する会社に求めた条件などを以下に記載します。
基本条件
・データ分析に関われること
基本条件を考慮すると主な応募ポジションは以下した。
・データサイエンティスト
・データアナリスト etc…
そして私が応募した会社を種類分けすると以下の2つでした。
・ITベンチャー企業
どちらも「自分の価値がどれくらいか知りたい」からでした。
私の感覚ですが大手企業ではマネジメント的スキルが比較的重視される傾向に、ベンチャー企業ではテクニカルスキルが比較的重視される傾向にあると感じています。
そのため、この2種類の企業を受けることによってマネジメントとテクニカルスキル両方を客観的に図れるのではないかと思ったのです。
6-7月にやったこと
あとはひたすら面接です。
面接で聞かれそうなことや、逆に聞いてみたいことを考えておく必要があります。
面接で聞かれそうなことについて
エージェント担当者がメールで過去にあった質問リストをくれるので安心です。
大切なのは「質問に対する回答への深堀りの質問をしっかり準備しておくこと」です。
また、面接を重ねるにつれて似たような質問があることに気づくのでそこを重点的に内容の深みを持たせることでかなりの好印象に繋がったと感じています。
よく聞かれる質問は
・企業選びの基準
・当社を選んだ理由
・これまでの経歴
・これまで成果をあげたこと
・今後のキャリアイメージ(1年後、5年後、10年後を持っておくと良い)
・自分の性格/強み、弱みはなにか
基本的に上記をしっかり準備しておけば、面接時間いっぱい話すことができるようになると思います。
また、回答に対して深堀りの質問をされます。まずは面接官の立場に立って自分の回答のどこに疑問が沸くのか考えてみましょう。
その疑問部分の回答を準備しておくとさらに面接がスムーズに行くと思います。
友達に面接官役をしてもらい質問してもらうのも1つの方法です。
深堀りに対しての回答が準備できていれば1次面接までは大抵通ると感じました。
面接官への質問について
面接官への質問は素直にあなたが聞きたいことを聞いてしまったほうがいいと思います。
そうしないと転職した後に後悔すると思います。
私は「部署の人間関係はどうか」や「実際のところデータって整備できていますか」など突っ込んだ内容を聞いていました。
現職の人間関係に不満がなかった分、次の職場での人間関係が不安要素の1つでした。
この質問で不採用になる会社はこちらから辞退したいとも考えていました。
死んでも転職すると追い込まれているわけではないので、気楽に聞きたいことが聞けました。
読者の方の中には絶対転職してやると意気込んでいる方もいらっしゃると思うので、その方はやめておいたほうが良いかもしれません。
そして、何度も面接を繰り返していくうちに返答が上手くなり内定を頂いた流れになります。
長くなりましたが、結局は「筋道を立てて自分の経歴をアピールポイントを交えて話せるか」と「質問に対する解答力(準備)」が鍵になるかなと思いました。
最後に
人生100年時代と言われる中、1つの会社で働き続けるということは素晴らしいことだと思います。
「継続は力なり」とは本当にそうだなと、しっかり続けることで力になります。
転職は継続を一旦断ち切ることになるので勇気は必要です。ただその先に新しい発見や経験が待っており、それも力になると思います。
だからどちらの行動も素晴らしいということが言いたいのです。
続けた人には続けた先の世界が、新しい場所にいった人には新しい場所の世界がそれぞれ体験できる。逆は体験できないのです。
自分の人生の取捨選択が正しいのかは死んでもわからないですが、正しいと思える道を進むことが重要だと思います。
転職したいなと思ったら転職することは自分の性に合っているのかを考えて、行けるなとなればすぐに行動に移しましょう。
転職活動にリスクはありません。(応募しすぎると体力いります笑)
良い会社に巡り合わなければ今の会社でまた気持ちを改めてスタートを切ればいいですし、新たな会社との出会いがあればそこに行けばいいのです。
皆さんの転職活動を心より応援しております。頑張ってください!!!
ではでは、さようなら〜〜〜。
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