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「Python実践データ分析100本ノック」を実践してみた感想

こんにちは、たやちです。

今回は「Python実践データ分析100本ノック」という書籍を読んだ&実践した感想を書いていきたいと思います。

拙い文章ですが、興味がある方は是非ご一読いただけますと嬉しく思います!

この記事をお勧めしたい人
・Pythonの基礎は学んだけど、その後何をすればいいかわからない人
・仕事で使えるようなデータ分析の流れを1から10まで知りたい人
・データ分析に興味がある人
興味がある方は下の画像をクリックして本書の詳細をご確認ください。

この本を読んだ結論

データ分析に必要な準備、分析の流れ、細かな注意点を体系的に学ぶことができる本でした。

この本のおすすめポイント
・データ分析を取り組む上での一連の流れを理解できる
・データ分析の前準備であるデータ加工やデータの理解の重要性がわかる
・様々なデータ(売上データ、画像データ、アンケートデータ等)に対しての処理方法がわかる(※すべてが当てはまるわけではない)

本書について感想

結論から言うと「ビジネスの現場を想定したデータ分析の一連の流れをざっくり理解できる」というものです。

データ分析におけるアルゴリズムや、Pythonの文法などの細かい技法については触れられません。

現実の企業でクライアントから上がる分析要望を想定して、分析結果を出すまでのステップを実践(ノック練習)していくようなものになります。

著者も冒頭で書かれていますが、ビジネスの現場を想定して敢えて整形されていいないデータを使ったビジネスの現場で活用できるデータ分析力を鍛える書籍です。

私の中で特に良かった点は「データ分析の結果を得るまでの道筋がはっきり見えた」ところです。

よくデータ分析の結果「AだからB」という結論部分を聞いて納得しそうになりますが、それに至った経緯などは聞かされることが少なかったりします。

なぜ「AだからB」の結論に至ったかを道筋を立てて探っていくという流れをしてたのはとても良かったです。

例えば顧客データをクラスタリングしたとします。

クラスタリング結果から顧客をグループ分類できたものの、各グループの特徴は分析者が探していかなくてはなりません。

元となったデータに立ち返って、各グループにどのような特徴があるのかを統計量やデータ可視化を使い理解を深めていく部分は私にとってはとても新鮮な体験となりました。

これからデータを見る際の一助となる考え方だとなります。

本書のざっくりとした構成は以下のようになっています。
・データ加工について
・機械学習について
・最適化問題/画像処理/言語処理について

各章ごとに、顧客から現状の課題が伝えられてそれを解決するためのデータ分析を行っていきます。

サンプルコードやサンプルデータをダンロードできるサイトが準備されているので、わからない部分があればそれを参照することも可能です。

私は現職でSQLを使ってデータ集計・加工しています。

Pythonを使うことはほとんどないのですが、たまにお客様からSQLでは難しいデータ加工の要件が出てくるので、そういった時Pythonでデータ加工ができたら非常に便利なのです。

また単にデータを加工するだけではなく、データから意味を見出すことができる分析までできるようになると、少しは重宝されるかなというスキルアップを狙った部分もあります。

そのため実際のビジネスの現場のような感覚で顧客から提供されたデータを確認して、地道にデータ分析を行っていく構成になっているところが本書の良いところだなと感じました。

まとめ

企業に膨大なデータが溜まっている中どのデータを使って質の高い分析を行い、それを施策に反映して効果検証できるかが鍵になります。

一昔前までは文系理系などで人の仕事範囲を分けられて考えられることが多かったですが、最近はそんなことはありません。

むしろ会社に所属しているすべての人がテクニカルなスキルが使えることやデータ(数値)を見る目があることが望ましいと言えます。

そんな中で、最近流行りのPythonを教材を使って勉強したけど、結局なにすればいいの??となっている人にとってとっておきの1冊だと感じました。

整ったデータを使ってデータ分析の意味を理解することは大切ですが、現場の状況に合わせた教材はなかなかないと思います。

データ分析の知識があっても正しくデータを取り扱えていなければ意味がないので、それをどうするかをこの本で学ぶことができるようになっています。

これからデータ分析業務に実務で携わることが多くなる方、データ分析をする仕事に付きたいと考えている方は、是非こちらの100本ノックを実践してみてください!

この本を手に取った背景

ここからはたやちのこの本に出会うまでの経緯について触れていきます。
興味のある方だけ読んでいただければ幸いです。

私はプログラミング学習を始めようと思い、コード量も少なくかけるPythonから手をつけました。いくつかのPython基礎教材は一通り目を通してきました。

教本を活用して文法を学んだり、Processingを使う中でPythonで記述したりしていましたが、もう少し仕事で活用できるようになりたいなと思っている中でこの本と出会いました。

現職がSQLでデータを取り扱う業務だったこともあり、Pythonで簡単にデータ加工や分析業務ができるようになると役に立つなと思ったからです。

実践的にPythonでデータ分析ができるようになるには何を理解しておけばいいのかわかっていない!

ということで探したどり着いたのが「Python実践データ分析100本ノック」です。

もちろん最終的には、実際にデータ分析業務に携わることが一番だと思うのですが現職ではすぐにというのは難しい状況でした。

そのため書籍や動画で学ぼうと思い調べていたというのが経緯になります。

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